髪のダメージを補修するアイテム(新アイテム、ごく一部)
当店はデジタルパーマや縮毛矯正を綺麗にかけることに力をいれています
このアイテムで更に品質が向上します

いわゆる処理剤と呼ばれるものですが
分子量や結合、皮膜、髪の内部の補修力、仕上がりの質感、質感の持ち
きになるところは全て満たした薬品になります
本当にざっくりと説明しますと
パーマでしたらカールがしっかり出ます
カラーでしたら色の持ちが良くなります
仕上がりの手触りが良くなります
・・・陳腐ですね 笑
参考資料



まあ、わけわからないと思いますが 笑
アニオン、カチオン、アルカリ、酸性、混ざる混ざらない
時々頭が噴火しそうになります 笑
しかし、そんなことはお客様には関係のないことです
お客様が喜んでいただくための当店側の勝手なこだわりでございます
髪質を上げるための道具の一部を紹介させていただきました
当店で提供するヘアケアは全て毛髪科学に基づいています
とはいえ、現場に於いての感覚的なものとも切り離しては考えられません
低分子ケラチン
中分子ケラチン
高分子ケラチン
cmc
リピジュア
これらは処理剤と呼ばれるもので、髪の内部を補強するものです
とてもとても深いお話ですので割愛しますが
マニアな方ならもしかしたらこれくらいのワードは聞いたことがあるのかもしれません
私も以前勤めていたお店では色々使っていました
が
知識はメーカー任せで、言われるがままにお客様に説明して
言われるがままに使用していて
正直なところ
「使ってるだけで満足」「いいもの使ってる感」
だけで、実際に効果が出てるか判らない
という情けない状態でした
そこで当店をオープンしてから私は一度処理剤を使うのをやめ
全て薬剤のパワーだけでコントロールすることをやってきました
髪の状態、薬剤のパワーを見極め、キューティクルを生かすことに費やしたのです
そして処理剤を勉強し直して2017年からは解禁して現在に至ります
それまでにご来店いただいていた方には申し訳ないですが
今は仕上がりのレベルが全然違います
本来のキューティクルを生かし、なお補強、補修しますのでツヤ、コシが全然違うのです
お客様には少しずつどんどん綺麗になっていく自分の髪を楽しんで頂いております 笑
ただ染めるだけのカラーではありません
こちらのカラーのお客様ですが
凄まじいツヤですね 笑
元々のキューティクルが整っているからなのですが
ドライだけでここまでツヤが出るのには秘密があります
秘密は低分子のケラチン、5種類以上のcmc、さらにそれらを髪の内部でイオン結合させるためのカチオン処理と高分子のcmc、ドコサラクトン、その他諸々・・
そういったケアをすることで、髪の内部に水分が保持されます
その保持された水を「結合水」と言います
結合水がしっかり入っていると髪は疎水性になるので・・・ってよくわかりませんね?笑
こちらのお客様は先ほども言いましたが、元々綺麗なキューティクルでしたが
ご来店時にはもう少しパサついていました
実は
それに先ほどのケアをしてもう一つだけ加えたものがあるのです!
ちょっと開発中のブロー剤がありまして
皆さまにお届けできるようになる頃にまたお知らせいたしますね
デジタルパーマについて考えます
デジタルパーマと言いますとどうお考えでしょうか?
当店でのデジタルパーマの位置付けは
「適当に乾かしてもカールが出しやすい」
です
オススメするのは、基本的にはパーマがかかりにくい方ですが
出したい質感を出すのに必要であればデジタルです
毛先にニュアンスが必要な時
ウェーブを出したいとき
です 笑
特別なことはないのですが、デジタルパーマは熱を使ったパーマです
熱はダメージ具合、髪質によりますが45〜80℃まで使います
当店では加熱処理の際にしっかり補強、架橋することで
かかりにくい細い髪や、矯正してあるダメージ毛にもしっかりかけることができます
細い髪というのは私の個人的な感覚ですので正確な太さはわかりません
しかし、髪の内部(マトリックス)に通常のパーマの工程で作った結合ではカールが支えられません
せっかくかけても、濡れてるとカールが出るけど乾かすとうまく出なくなるのはそのためです
濡れてるとパーマが出るけど乾くとうまく出ない、という状態は細い髪だけの話ではなく、
熱を使わない薬剤だけのパーマは全般的にそのような傾向があります
かといって普通のパーマがだめ、ということではありません
癖毛のようなニュアンスを出したいとき
ダメージが少なくショートスタイルなどでしっかりウェーブを出したいとき
などはパーマが最適です
余談ですが、当店では近々パーマもデジタルパーマも一括りにしようと思っています
癖毛について考えてみましょう
日本人の10人に一人は癖毛で悩んでいるそうです
当店では癖の種類を3つに分けて考えています
「1」モワッと膨らむ、少しザラザラしたような癖
「2」バラバラ、ぐしゃぐしゃな癖
「3」規則正しく波打つ癖
です
ご自身の癖の傾向と照らし合わせてお考えください
それぞれの癖の傾向
「1」、「2」は雨の日に膨らみます
「3」はうねります
「1」の場合はちょっとした癖で、加齢とともに出てきたりもします
乾かすとチリチリしたような、モワッとしたような・・
濡れてる時にはさほどでもなかったりもします
「2」は意外と厄介で、濡らした時には句稿なうねりなのですが
乾くと、モワッとに変わります
一見癖を活かせそうなのですが、乾くと形が出にくいのでワックスなどをうまく使えないとなかなか難しい髪質です
そして意外とパーマがかからない!
これも特徴です
度合いにもよりますが
意外とストレートパーマでも結構伸びます、が
アイロンしないとモワッとなりますので矯正は必要です
「3」に関しては
これも度合いによりますが
強くうねる場合は完全に矯正の対象です
髪質が柔らかくて、細い場合はちょっと巻いてあげたりすればすごくいい感じですが
「1」と混ざったりしてかなり厄介になるケースがほとんどです
それぞれの癖への対策
「1」のモワッとさんには「熱」処理が必要です
うねり自体は酷くはないので薬剤のアルカリ、還元の力はそれほど必要がありません
髪の中の構造が乾燥しやすいところと水分を吸うところが混在しているのがモワッと毛の特徴です
ですから、その乾燥部と水吸う部を馴染ませればいいのです
ちょっと髪を膨潤させてアイロンで整えればOKですので
ダメージも少なくてすみます
当店では、「1」の髪質の方には「ゼゼルトリートメント」で対応しています
こだわってますので、膨潤させるときに
コムギタンパクやタンニン、ppt、cmc、など高濃度なものを入れてさらに髪の構造を強化してアイロンをしますので手触りやツヤは痛む前より良くなって、持続します
ダメージがなくなるわけではありませんが、綺麗になってダメージを感じさせなくなるのが当店の全てのメニューの特徴です
「2」のバラバラな癖については
ストレートパーマで結構伸びます
ある程度の薬剤のパワーで伸びてしまいます
しかし、癖はだいたい複合しているので
「2」の髪質は「1」のモワッとさんと仲良しです 笑
なので
熱処理が必要になるのです
アイロンですね
薬剤である程度伸びて、アイロンで整える感じになるのでダメージも比較的少なく
仕上がりも自然にしやすいので、困っているのであれば矯正はオススメです
次に「3」の髪質均一にうねる髪ですね
こちらはなかなか頑固です
薬剤だけでは絶対伸びません
濡れているときはしっかりうねります
乾いてもうねって膨らむ感じですね
強めのウェーブで誤魔化せばどこからが癖か判らなくなってオススメです 笑
矯正するときは、
「アルカリ」(膨潤)「還元剤の力」「熱」
この三つが大事になります
当然ダメージは増えますがしっかり伸ばすには必要です
ダメージは技術者の技術でほぼ抑えることは可能です
自分がどの癖か理解して、やってみたいデザインを考えるのは楽しいですね
是非ご相談ください