新商品「KEEP」について少々
当店で開発にちょっとだけ関わりました新商品
KEEP
のご紹介させてください
シャンプーも作ってますが、そっちが先になってしまいました笑

これがどんなものかと言いますと
一番のポイントは
γドコサラクトン(補修成分)のパワーアップバージョン、ナノリペアがアホみたいに入っているところです
熱で補修される成分ですが、
大体アフタートリートメントの商品には入っています
どの商品にも入っていますが、問題はその濃度です
KEEPには半端なく入っています
髪質によっては癖の収まりもよくなります
ツルツル、サラサラです

ドライするだけでサラサラします
いや、超サラサラします
他にも加水分解ケラチン、CMC、ネオソリューションアクリオなどの栄養成分も補助的にしっかり入っています
補助的ですがもちろん濃度はすごいです
税込2,900円で販売開始です
普通この濃度で同じような商品を他のメーカーさんが販売したら5,000円超えます
なぜこの値段で出せるかと言いますと
直接工場に発注かけるからです
当店のシャンプー、トリートメントもそうです♪
人気ラインナップが揃って来ました♪

綺麗なカラーとは?2
前回の続きです

お?今回は写真が二つ晴れましたね 笑
⬇︎こちらが前回の写真です

カラーをトーンアップしました
赤系はトーンアップが難しいのですが
高アルカリのカラーを使ってケラチン、セラック、タンニンなどを
入れ込みトーンを上げつつ、希望の色味を入れてることでハリコシツヤを出します
カラーは髪を痛めます
過酸化水素が発色させますが、過酸化水素が皮膚に残ると
脱毛や白髪が増える原因になります
しっかり分解して皮膚に残さないことが肝心です
しかし
カラーのアルカリは髪を補強する成分を入れるのに最適です
ケラチンとかは入れてもすぐ流れて落ちるという定説がありましたが
最近の研究で実は結構奥まで入ったケラチンはなかなか落ちないことが解って来ています
正しい入れ方をする必要がありますが
そこらへんは私の領域ですからこの辺でいいでしょう 笑
で、写真のお客様ですが
そんなに切らなくても徐々に綺麗になる予定だったのですが
「完全に綺麗に」
と、オーダーがあったので
「では」
と言って、結構切りました 笑
いくらケラチンなどを入れても枝毛までは治りませんので・・
では今回はこの辺で
綺麗なカラーとは?
当店のカラーは髪を綺麗にすることを目的にしています
では
綺麗なカラーとは何でしょうか?
それぞれ美容師さんやお店ごとにコンセプトがあるとは思いますが
当店での綺麗なカラーとは艶だと思っています
艶を出すには、毛髪内部の補充が欠かせません
一番いいのは、低分子のケラチンをスプレー等で全体に塗布してからの、アイロンやドライヤーでしっかりドライしてバリバリに乾かしてからカラーを塗ることです
手間がかかるしバリバリしてカラーが塗りにくいです 笑
ですので当店ではカラーのアルカリ剤の力を利用してケラチン、タンニン、システィン、その他高分子系のケラチンや、最近は金で抗酸化も狙います

ちなみにこの状態はカット失敗の最たる例です
スカスカでまとまらず、意味不明な枝毛までできています
そしてこういう状態の方ほどケアを頑張っているのです
正直なところ、カットだけで2ヶ月に一回来ていただければ
半年もせずに綺麗にできます
・・・
・・・
すいません、ちょっとパソコン買ったばかりで上手く写真をアップできませんので
次回投稿で綺麗になった状態を載せて、解説したいと思います
シャンプーの成分 ポリクオタニウム10やシリコン、仕上がりの手触りについて
いいシャンプーと手触りは必ずしもイコールではありません
しかし、受けがいいのは手触りのいいシャンプーですよね
手触りの良さを出すのに各メーカーさん毎、色々と使っていますが、代表的な成分がジメチコンですよね?
そう、みなさんが嫌いなシリコンです 笑
一時期は髪に皮膜が残ってカラーやパーマがかからなくなる、とか
毛穴に詰まる、とか言われていましたが
ファンデーションや、口紅、ハンドクリームetc
私達の生活には何かしら入ってるものだったりします 笑
それだけ安定した成分で、発ガン性を訴えている人もいるようですが
風評被害も甚だしいといえます
せっかくですので知っておくといいかもしれませんね
話を戻します
手触りを良くするために直接関わる成分としてポリクオタニウム10というのがあります
この成分はカチオン化セルロースと言われるものですが・・
https://ameblo.jp/rik01194/entry-11735914350.html
↑にとても詳しく書いてありましたので貼っておきます 笑
リンクにもある通り、大量に入ってると皮膚への刺激になりますが少量でしたらほぼ問題はありません
当店で作成中のシャンプーには少量入っていますが、極力減らしました
12回目のサンプルでようやくギリギリの量に決まりました 笑
やはり入れないと少し軋みが強いのと、入っていた方がトリートメントとの馴染みが良かったです
あと、当店のシャンプーの売りはあくまで厳選した温泉水のミネラルですからね
よほどのダメージ毛や絡まりやすい細毛でない限り、
シャンプーだけでもかなりツルツルになります♪
全てはバランスですよね
トリートメントにはちゃんとシリコンが入っていますが
トリートメントについてはまた後ほど〜
失敗しないパーマのコツ
パーマ好きですか?
その昔、誰も彼も
ソバージュをかける文化がありましたね 笑
今では考えられませんが 笑
当店ではパーマ率が50%を超えます
別に皆さんにパーマをオススメするつもりはありません
でも、今パーマ離れが進んでいるそうです
どういうことでしょうか?
やはり失敗されるからですよね?
パーマの失敗は
傷んだ
再現できない
かからない
といった悪いイメージがあるのではないでしょうか?
そのイメージは仕方がないことです
正直な話、当店でも起こり得るところです
ですが、なぜそうなるか?
というところをしっかり理解しているかどうか?
が大事になります
「よくわからんけど、なんか傷んだ」
「なぜかかからなかった」
「なんか変な感じになった」
では困るわけです
では、ケース別に解説します
【よくわからんけど傷んだ】
これは、完全に薬剤選択のミスです
加齢毛、ダメージ毛、カラー毛、矯正毛、軟毛、直毛、剛毛・・・
本当に様々な髪の状態に合わせて薬剤設定しなくてはならないのですが
パーマ液の種類も様々ですが、ここでは割愛させて頂きます 笑
種類は割愛しますが、大事なのはパーマ液のパワーです
パワーはアルカリの量と、還元剤の量です
それと、作用する時間、温度も関係します
ダメージを出さないためにはアルカリの強さを抑えて行けませんが
ビビってパワー落としても結局かからなくなったら意味なしです
かかるのに必要なパワーを必要分
これが必要です
失敗しやすい髪質は、矯正毛、軟毛、直毛です
その中で「よく判らんけど傷んだ」となりやすいのは
軟毛、矯正毛矯正毛です
なぜなら、軟毛はアルカリが強いとクタクタになりますし
矯正毛は熱でかけるので熱なしで薬剤を使うパーマは危険です
(熱には熱を、でデジタルパーマでしたらなんとか大丈夫です)
髪の状態、髪質に関してしっかり理解しまずはダメージを残さない薬剤選択する
それが一番大事です
でも、痛ませなかったらいいのか?となると
ただ弱い薬使ってかからなくて終わりですから
「かかる薬剤の強さと、痛まない薬剤の強さ 」
それらをバランス取ってやらないといけないわけです
新規のお客様にはかなり時間を割いて髪質を見極めます
「かからなかった」
「変になった」
についてはまた別にご説明いたします
今回は
「なんか傷んだ」
に対する考え方と対策についてのお話でした